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「ファッションと食」。忙しい日も、食事を楽しみながら賢く栄養チャージ|人気スタイリスト・冨張愛さん

こんにちは。BASE FOOD note 編集部です。
今回は、「ファッションと食」をテーマに、ファッション業界で活躍されている方の食生活にスポットをあてた新企画をお届けします。

お話を伺ったのは、主にテレビ番組でのスタイリングを中心に活躍されている人気スタイリストの冨張愛(とみはりめぐみ)さん。インスタグラムで発信される、私服のコーディネートや美容情報などは、多くのフォロワーから注目を集めています。
また、ベースフードのユーザーでもあり、食べることが大好きという冨張さんは、行きたい飲食店をリストアップし足を運ぶなど飲食店巡りも趣味。ワイン好きが高じて、ワインエキスパートの資格も保有されています。

ファッションや仕事のこと、そして食に関する価値観やこだわり、楽しみ方を通して、いきいきと仕事をし、活躍されている秘訣を探ります。

もともと大好きだったファッションを仕事に。イメージやテーマ、場所などに合わせて「どれだけ素敵に見せられるか」

冨張 愛(とみはり めぐみ)さん。学生時代から、情報番組のリポーターやアパレルブランドの立ち上げなどに携わる。大学卒業後はIT企業に就職し勤務した後、スタイリストへ転身。スタイリスト業に加え、アパレルブランドとのコラボレーションや、コーディネートの連載企画を担当するなど幅広く活躍している。インスタグラム:(https://www.instagram.com/megumitomihari/

編集部:
冨張さんのスタイリストとしての具体的なお仕事内容や、一日の簡単なスケジュールについて教えていただけますか。

冨張さん:
日によって様々ではあるのですが、例えば最近のとある一日のスケジュールですと、朝テレビ局へ行って、担当させて頂いている方の衣装合わせをし、収録後に着用した衣装を引き取り、アイロンをかけるなどお借りした衣装をご返却できる状態に戻し、プレスルームにお返しします。その後、次に控えている仕事に必要なお洋服をプレスルームに借りに行き、次の日に着るコーディネートを組んで、それに必要なアクセサリーや靴などを準備して、次の日に備えるという感じです。
あっという間に一日が終わります。

他にも、お洋服についているタグを一つ一つ元に戻したりだとか、使用したアイテムをお借りしたプレスルームで発行される伝票に日付とともに記入をしたり、ブランドのロゴクレジットをTV局の方にお送りしたり、靴を借りた場合は汚れないよう靴の裏にテープを貼る“底貼り”をするなど、細かな作業も多いです。

編集部:
お休みは固定ではなくて不定休ですか?

冨張さん:
固定ではなく、不定休です。始まる時間も、終わる時間も様々で仕事に合わせて決まっていきます。
それから、スタイリストとしてアパレルブランドとの連載企画をさせて頂いたり、コラボレーションという形でお洋服を作ったりもさせて頂いているので、その打ち合わせや撮影、PRや店頭に立ったりというようなお仕事もしています。

スタイリストのお仕事のワンシーン

編集部:
スタイリストというお仕事上、トレンドなどもチェックされると思いますが、ファッション感度を高めるために気を付けていることですとか、トレンドはどのようにキャッチされていますか?

冨張さん:
これは好きなことでもあるのですが、普段からファッションに関わるものがあると何でも見てしまいます。雑誌ももちろん読みますし、例えばテレビや広告を見る目線も衣装を一番に見てしまいます。何気なく歩いている時も、無意識に街行く人の服を見ていることが多いです。

お買い物をしていても、わざと普段行かないビルにも入ってみたり、自分が好きな系統や世代以外のファッションにも触れるようにしています。こういうことは、仕事をするぞ!というよりは、楽しんで自然に行動していますね。
最近SNSの勢いもすごいので、TikTokや若い世代の方のYouTubeも積極的に見るようにしています。トレンドがめまぐるしく変わりますし、新しい発見があって刺激的ですね。出来るだけ、自分の中の引き出しを増やせるようにしています。

コーディネートを考える時は、TVの場合番組のイメージだったり、その人の役回りだったりを考えながら、指定やテーマがある場合は、その中でどれだけ最大限素敵に見せられるか、着用するご本人が心地良く過ごせるように、というところをとくに意識しています。

日々生きていて、ワクワクする瞬間の一つが、TPOに合わせたコーディネートを考える時なんです。外食をする時も、ネットでお店の内観の写真を見て、壁の色やお店の雰囲気に合う服を着て行ったり、そういったことを考えるのが昔からすごく好きですね。

忙しい時も、栄養素を考えてメニューを選択するなど無理なく栄養チャージ

編集部:
普段の食生活についてもお聞きしたいのですが、先程の一日のスケジュールをお伺いして、なかなかご自身のタイミングでご飯を食べるのが難しいのかなという印象を受けましたが、普段、朝・昼・夜とどのような感じでお食事をとられていますか?

冨張さん:
そうですね、朝は飲み物で済ませることが多いですね。お気に入りのドリンクを飲んで出発という感じです。
お昼は、仕事の合間のちょっとした空き時間に食べます。この仕事をしてからお弁当屋さん巡りが趣味になったのですが、なかなかゆっくりランチをとるというのが難しいので、ほとんど隙間時間にぱっと食べられるお弁当をいただくことが多いです。
健康的でバランス良く栄養が摂れるお弁当が街中に多くないので、最近自分でも作るようになりました。

編集部:
SNSにアップされている美肌弁当ですよね。色々なおかずが入っていて、すごく素敵なお弁当だなと思いました。

冨張さん:
ありがとうございます。お弁当のおかずに入っていそうな、炒め物や煮物、和え物が大好物なんです。

冨張さん手作りの美肌弁当。「出来るだけ、カラダと肌に良いものを摂取するように心がけている」とのコメントとともに投稿されたお弁当は、栄養バランスはもちろん、色鮮やかで見た目も美しい。

編集部:
夜はおつきあいなどで外食は多いですか?

冨張さん:
お付き合いで、というのは今はそんなにないのですが、食べることが本当に好きなので外食は一人でもよくしますね。

編集部:
昔と今で食生活が変わったなとか、気を付けるポイントが変わったなと感じるところはありますか?

冨張さん:
昔は栄養素もバランスも気にせず、好きなものを好きなタイミングで食べていたんですけど、今はたんぱく質やビタミンなどを意識的に摂るようになりました。美容という意味はもちろん、やっぱり体調を崩したくないっていう所も大きいです。それで、お休みの日がつぶれるのも悲しい…。

編集部:
あまり栄養を気にしていなかったという時は、体調的にはいかがでしたか?

冨張さん:
健康や栄養を意識していないと、あれ、なんか体重いなぁって感じることが増えましたね。思いのままに食べすぎた次の日は、ちょっとだるいなと感じたり。

編集部:
食事はたんぱく質を心がけていると伺いましたが、忙しい時はどういう形で採り入れていますか?

冨張さん:
例えばお弁当でも、お肉は鶏肉を、ご飯は玄米や雑穀米を選ぶようにしたり、お肉や揚げ物だけのお弁当よりは、野菜も色々入っているバランスの良いものを選んだり。家では、冷蔵庫にいつもお豆腐やお豆を入れておいて、たんぱく質を積極的に摂るようにしています。

自分の機嫌は自分でとりたい。ストレスや大変なことに意識を向けない考え方

編集部:
週一トレーニング、毎日パックなどを続けられている、というのをSNSで拝見しました。美容やダイエットはやはり気を使っていらっしゃいますか?

冨張さん:
ダイエットは10代の時はしていましたが、最近は痩せるという目的よりは、栄養をしっかり摂って、基礎体力や基礎代謝をあげるために土台となる運動を習慣として続けています。美容はやっぱりすごく好きですね。

編集部:
食や健康、美容に関して、何をヒントにされることが多いですか?

冨張さん:
一番は近しい人で活躍している方ですね。経営者の先輩方は、毎日のようにトレーニングをして、食べるものもかなり気を使われていて、健康寿命をいかに伸ばすか、というような生活をされているイメージなので(笑)。健康のための情報はそういった男性からヒントを得ることも多いです。
美容は女性の先輩方や美容好きな友人など、いろいろ実践している方からの口コミですね。ネットというより、対人の生の声を信じます。

編集部:
ファッションを楽しむ、いきいきお仕事をされるために、大切にされていることはありますか?ストレス解消法などもありましたらお伺いしたいです。

冨張さん:
お仕事が刺激的なので、意識していなくても毎日充実した日々を送らせていただいています。ストレスを感じないようマインドをセットしているというか、自分の機嫌は自分で取れた方が人生楽しく過ごせるので、もうそれが癖になっていて自然としている気がします。

編集部:
最後に、将来の夢についてお聞きかせください。

冨張さん:
将来の夢!難しいですね、かっこいいことを言いたいですけど(笑)
自分で思い描いている理想を、一つ一つ今まで叶えてきたので、これからもなりたい自分を目指して日々前進していきたいです。

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最後まで読んでいただき誠に有難うございます!今後ともベースフードをよろしくお願い致します。